文吾のブログ

投資と事業と人生について思索し、研究し、実践していく記録

カテゴリ: 振り返り

高槻文吾です。

先日たまたまつけたテレビで元2ch管理人のひろゆきがでていて、「嘘をつく方が儲かる社会が存在している」というテーマ(悩み?)でカズレーザーと話していました。

キュレーションサイトの医療情報の嘘、米国大統領選における情報の嘘、英国のEU離脱住民投票時の嘘など、IT技術の情報増幅力も影響してか、重要局面で嘘が扇動することが増えてきている印象です。

各個人が情報判断をきちんとできるよう自己防衛しないといけないですね。不動産投資にもいえることではありますが。。

さて、すっかり年末ということで、2016年の投資活動を振り返ってみます。

2016年は、国内不動産が高騰していたにもかかわらず、不動産を積み増しました。

具体的には1棟売却し、3棟購入しました。3棟の融資条件は、オーバーローン、フルローン、自己資金10%というもので、合計4億円以上購入したのですが、諸費用含めて自己資金は20百万円程度ですみました。すごい世の中です。

貸す側からみると、低金利でフルローン、オーバーローンで融資するというのは全くリスクリターンのプロファイルが一致していない印象ですが・・・借りる側としては、貸してくれるというのであれば利用するのが最善ですね。

個別のアセットクラスに対する考え方は以下のとおりです。

(国内不動産)

2015年目標は以下でした。

1) 東京23区で築古土地値アパートを2棟購入する(1.5~2億円程度)
2) 東京23区で土地から仕入れて鉄骨マンションを1棟新築する(1.5~2億円程度)

結果として、土地値アパート2棟を東京都23区外、千葉県で購入し、築20年程度の中古RC1棟を東京23区で購入しました。金額は4億円強ですので、概ね目標どおりでした。

他方で、新築用土地は探したのですが、大量の新築供給が行われており、購入すると積算不足に陥る中で、このビンテージで取り組む必要があるのかな、と今一つ乗り気にならないまま過ぎ去りました。

新築供給は当分続きそうですので、来年も築20-25年ぐらいで積算と収益のバランスがよい物件を購入していこうと思います。事前準備として、金融機関開拓はしっかり行っておきたいところです。

(海外REIT)

海外不動産の実物投資は考えていないですが、トランプの政策次第で、新興国のREIT市場に投資妙味がでてくるかもしれません。こちらはよく注視して、適宜、ポートフォリオへの組み入れを検討したいところです。

基本的にREITは株式市場に連動しますので、株式市場が下落した状況で投資する方針です。

(国内REIT)

上場REITは株式市場に連動し高値の印象ですので、当面静観方針です。
というか、実物不動産投資の方が投資リターンが格段にいいため、投資妙味がないです。

(海外債券)

米国の政策方向性が不透明で、静観すべきと考えています。

(ETF)

証券投資の本命です。基本的にはETFで投資を行います。

ではまた!

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高槻文吾です。

すっかり年末ということで、2015年の投資活動を振り返ってみます。

私の主要な投資対象は、外貨建MMF、国内不動産、ETFの3つです。2015年は売りの時期との認識で、買いについてはほぼ静観のまま過ぎ去りました。

税制面と金融環境を考慮すると、国内不動産が有力な投資対象です。ただし、価格高騰のあおりを受け、2015年の購入物件はファミリー用区分マンション1室にとどまりました。

個別のアセットクラスに対する考え方は以下のとおりです。

(国内不動産)

2015年の国内不動産の活動は以下でした。
1.区分用ファミリーマンションの購入(1室)
2.1件目物件の借換え

他に、新築、トランクルーム、コンテナ、借地型コインパーキング、Airbnbなどを研究したものの、投資には至っていません。

現在、都心の築古物件に1件買付を入れており、これが無事に購入に至るとうれしいところです。

(海外不動産)

海外不動産もいくつか検討しましたが、投資に値しないという結論です。

理由は以下です。
1.レバレッジの活用が難しい
2.(新興国の場合)制度リスクや政治リスクが大きい
3.(先進国の場合)節税商品として興味深いが、日本の不動産で代替できる
4.現地での税務申告が煩わしい
5.投資リターンを求めるならば、REITやETF等で代替できる

5.の補足です。

新興国ではREITがない国も存在します。その場合、個別株で代替可能と考えています。

例えば、フィリピンにはREITがありません。しかしながら、不動産関連でアヤラやSMが上場しています。不動産におけるキャピタルゲインを擬似的に狙う方法として、かかる株が割安水準になったところで購入するのがよいと考えています。

(国内REIT)

不動産投資ファンドの友人と話すと、レジやオフィスは高値感あり、一方、ロジやホテルはまだ妙味があるのでは?との話でした。私募REITや不動産ファンドにはまだ投資可能な物件が存在していそうです。

他方、上場REITは株式市場に連動し高値の印象ですので、私は当面静観する方針です。

(海外REIT)

海外のREITも金融緩和を謳歌し、高い価格推移の印象です。しかしながら、米国が利上げに踏み切りましたので、来年以降は投資機会が到来するかもしれません。

基本的にREITは株式市場に連動しますので、株式市場が下落した状況で投資する方針です。

(日本債券)

仕事上の制約で、投資対象にできません。

(海外債券)

今後、景気悪化局面と考えているため、投資対象にしていません(景気悪化局面では金利が上昇=債券価格が下落するためです)。景気の底から回復局面では、ハイイールド債を有力な投資対象と考えています。

(外貨建MMF)

税制の関係で、2015年までは非常に有力な投資対象の1つでした。来年以降は売却益に課税されるため、税制面を考慮した運用方針を検討していく方針です。

(FX)

面白そうな投資対象ですが、あまり研究していません。外貨関連は、リーマンショック直後に米ドル建てMMFに投資するなど基本的にはロングホールドのスタンスでした。

MMFの税務メリットがなくなりましたので、時間があるときに研究したい領域です。

なお、海外旅行に行く際の両替に便利ですので、口座はいくつか保有しています。

(デリバティブ)

デリバティブは面白そうな対象ですが、あまり研究していません。オプションに特に関心があります。

(日本株式)

仕事上の制約があり、投資対象にはできません。

(海外株式)

基本的には個別株は購入せずにETFを買います。ただし、不動産投資の代替として、不動産関連の個別銘柄が割安であれば購入する方針です。

(ETF)

証券投資の本命です。基本的にはETFで投資を行います。

(投資信託)

コストが高いため、投資対象にしていません。ETFで対応するのがいいと考えています。

(コモディティ)

面白そうな投資領域ですが、研究不足です。コーポレートが私の専門分野ですので、ここまで領域を広げるのは難しそうです。

(オフショア生保)

積立型変額保険の海外版です。基本的にはコスト高で投資対象にはしていません。ETFで対応するのがいいと考えています。

オフショア積立保険は、紹介料のバックマージンが大きい商品です。強引に勧誘されるケースも多いようですので、投資を検討されている方はご注意ください。

(その他)

時間に余裕があれば、ライフセトルメントを研究したいと思います。

ではまた!

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